クイズばっかりの週末
170608
久し振りに近況など。
6月の第1週。この週末は珍しくクイズ絡みの時間をたっぷり過ごした。
まずは金曜日。
何と何と!これこそ無茶苦茶久し振りにテレビのクイズ番組収録に参加したのだ(笑)
「クイズ番組」の「早押し」に参加するのは『クイズ神』以来のことか。
いや、違うな。『クイズ神』は「1」でも「2」でも早押しはやってなかったもんなあ。
だったらいつ以来なんだろ。ひょっとしたら『FNS1億2千万人のクイズ王決定戦』以来かも知れない。それって20世紀じゃん?(何か重要なものを忘れてるような気がするが、まあいいか)
もちろん今世紀でもテレビで早押しはやっていたりする。
たとえば昨年2月に放送されたテレビ東京の『イチゲンさん』やMBSの『あさやん!』(関西ローカル)なんかで。
でもどっちもバラエティだし、『あさやん!』ではボクシンググローブはめてのハンデ戦だったからなあ。ちなみにだけど、ボクシンググローブはめての早押しは難しいぞー。想像するだけでわかると思うけど。
とりあえず、テレビのクイズ番組、しかも早押しに参加したのだ。
番組名など詳しいことはまた改めて。って書こうと思ったけど、もうオープンになってるのね。以下のアドレスからご覧あれ。
http://www.tv-asahi.co.jp/quizsurvivor/
内容はさすがにオンエア前なので書けないけど、来月ぐらいには書いてみようかな。
なのでぜひみなさん見てください。
そして土曜日。
舞台は名古屋。ビジネスセミナーにクイズ王を招いて彼の視点から話をする、というイベントがあった。もちろんこの「彼」とは僕のこと。
この企画を立てたのが戸田正憲さん。ってこの名前を聞いてピンと来る人は相当のウルトラクイズファンだろう。そう、『第6回アメリカ横断ウルトラクイズ』で最年少18歳ながら準決勝のワシントンまで駒を進めた人だ。
年齢は僕より2つ上。目の周りをクシャクシャにして笑う顔は当時のままだ。
今から5年前に行われた、過去17回のウルトラクイズでドーム(後楽園)を突破した人だけで行われた「ウルトラ大同窓会」で声を掛けさせていただき、知り合いになることができた。
その戸田さんからのまさかのオファーで、彼の本拠地である名古屋でのセミナーとなったのである。
来場いただいたお客さんはビジネスの方とウルトラファンのみなさん。なのでいつものトークライブとはちょっとだけ違った内容となった。チャラけた下世話なネタは封印し(笑)、なるべく具体的な話を中心にビジネスに絡めて行った。
しかしながら申し訳ないことに途中から僕自身の中にやはりまだ息づいているウルトラファンという部分にスイッチが入ってしまい、この30年の間にたまっていた「いつか第6回の誰かに聞いてみたい」というネタを戸田さんに質問しまくってしまった(笑)
お客さんは置いてけぼりを食らった格好になったけど、いつか『第6回』が再放送されたときに僕の質問を思い出して「細かすぎて伝わってなかったネタ」を確認できるという特権を得たということでご容赦いただきたい。どんなんや。
戸田さん発の「ビジネス&クイズ」はこれからも続くかも知れないので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
そしてそして土曜日の夜。僕は名古屋を飛び出して一路福井、芦原温泉へ。
この夜に何があったのか。年に1回の「ハトの会」の旅行があったのである。
って「ハトの会」ってなんじゃらほい、という人のために簡単な紹介を。
この会は『アタック25』のツアーで一緒になったメンバーで結成したグループだ。
僕がこの番組に優勝してツアーに参加したのは『ウルトラクイズ』に勝つ2年前。そう、何と1987年のことだ。
じゃあこの「ハトの会」って何年続いているんだ、という話になるが、単純に計算すればいいだけで、今年でもう31年目となるのである。
小学生大会優勝のマキちゃんを除いて、当時大学生だった僕が最年少というから顔ぶれの重鎮ぶりは半端ない。もうすでにメンバーではお二人の方が鬼籍に入っておられる。
で、そのみなさんが夜を徹して何をするのかといえば、そりゃあもうクイズなのだ(笑)
ノリは完全に学生の徹クイである。
温泉宿に早押し機を持ち込んでガチのクイズをやるのだが、87年の年末に行った「第1回」で僕が早押し機を持ち込んだのがコトの始まり。
僕が持って行った早押し機を見て「こんなのだったら作れる」と仰ったのが後に早押し機のメーカーとなる「荒屋製作所」(こういう会社は実在しないんだけど)の荒屋泰樹さん。荒屋さんも『アタック』の優勝者でツアーに参加。パリ、ニースではずっと僕と同部屋だった。
「第2回」からは荒屋さんの早押し機が登場。その後、この規格のものはRUQSや関西クイズ愛好会で使われ、われらクイズ倶楽部でも使用している。僕がイベントで使う早押し機も荒屋さん製作のものだ。
この機械、何がいいって、早押し機自体をつなげることができる。これによって機械の台数さえ揃えば何人であって早押しが可能となある。
そしてもう1つの長所は、頑丈ということだ。ちょっとやそっとでは壊れないので、早押しクイズでついやってしまうガチャガチャ押すことも気にせずにできるのである。
謎めいた「ハトの会」という名称はこの荒屋さんが迂闊に発した一言から誕生するのだが、それはまた別の話。
社会人クイズサークルの老舗である「ホノルルクラブ」も『アップダウンクイズ』の優勝ツアーで行ったメンバーによって創立されたという話を聞いた。
しかしながら、現在もメンバーがオリジナルメンバーそのままで30年以上も徹クイを続いているというのは「ハトの会」だけではないだろうか。(だいたい徹クイをしないか)
とにかく珍しくクイズまみれの週末だった。
しかし若手の頑張っている連中はこれが毎週なんだよな。すごいねー。
体力的に僕にはちょっと無理だなー。
なーんてことを考えながら『第16回』を見る51歳男性であった。
ではまた来週の木曜日。